今更ながらα7 IIを中古で買った話

ガジェット
この記事は約6分で読めます。

α7 IIは2014年12月に発売されたカメラで、現在では後継機のα7 III そしてα7 IVが発売されており型落ちのカメラとなっています。

そのため「画質はどうなの?」「使い勝手は?」など不安がありました。

それでもなぜ型落ちのα7 IIを選んだのかを今回記事にしてみました。

なぜα7 IIを選んだのか

10万円で買える安さ

まず購入するとき一番気になるのは値段です。

私が今回カメラを買う際に重視したのも価格の安さです。

現在Amazonの新品価格はズームレンズキットで約15万円となっています。

それに対し中古価格ではズームレンズキットで10万円前後となっています。

フルサイズ一眼カメラは買うとなると高くつくということもあり今回は私はα7 IIを選びました。

以前からαシリーズが気になっていた

また後で詳しく説明しますが、α7 IIは軽くてコンパクトなので持ち運びも気軽に出来そうだなと感じていました。

また最近YouTuberの瀬戸弘司さんなどが動画撮影用カメラとしてα7S IIIを購入していて、それを見てαシリーズのデザインなどに魅かれていました。

今まで一眼のカメラを買ったことがなかった

実は今回初めて一眼のカメラを買ったのですが 初っ端から最新機種を買うのも如何なものかなと感じていました。

なので型落ちで自分みたいな初心者でも扱えそうなカメラを買おうと思っていました。

そこで調べているとα7 IIは安くて初心者でも扱いやすいと言われていて購入しました。

実際買ってみてよかったこと

まずは買ってみてよかったことについて紹介します。

画質がいい

左:α7 II右:iPhone

私の持っているスマホ(iPhone11)と比較してみました。

スマホとではセンサーサイズが違うのでボケに関してはα7 IIの方がよく撮れています。

画質に関してはiPhoneはくっきり写っているのに対しα7 IIは被写体が結構近かったからか少しボケているような写りになってしまいました。

次は別の写真のデジタルズームした物です。

少しわかりにくいかもしれませんが中央の草をデジタルズームしたものとなっています。

これを見るとデジタルズームしても鮮明に写っていることがわかります。 スマホではここまで拡大すると粗くなってしまうことがあるので流石一眼ですね。

ちなみに今回は他の一眼カメラを持っていないので一眼同士での比較ができませんでしたが個人的には比較しても遜色ない程度には画質がいいと思います。

フルサイズなのに軽くてコンパクト

https://www.amazon.co.jp/dp/B00U38J7IK/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_SKQ1TCFQBPW8RREKQZVP?_encoding=UTF8&psc=1

フルサイズセンサーを積んだカメラはAPS-Cセンサーなどと比べると大きくなるためボディも重さも大きくなりがちです。

それが一般的なフルサイズ一眼が約850gに対し、α7 IIでは約565gと 下手したらAPS-Cのカメラと言われても気づかないのではないかというほど軽いです。

これは他のαシリーズのカメラにも言えることで、後継機のα7 IIIやα7 IVも少し重さは増えていますが600g前後で収まっています。

軽くてコンパクトだと気軽に持ち出せて撮れるので重要な点だと思います。

手ブレ補正が付いている

α7 IIには5軸手ブレ補正が備わっていて4.5段相当になります。

手ブレ補正が付いていることでシャッタースピードを落としてもブレが少なくなって手ブレによる無駄打ちも減らすことができます。

そしてシャッタースピード自体を落とせるのでその分ISO感度を下げたりできます。

全画素超解像ズームが使える

α7 IIでは約2倍までの全画素超解像ズームが使えて解像感を保った状態でズームができます。

しかし、いくら解像感を保ったままズーム出来るとはいえデジタルズームみたいなものなので画質は落ちるので注意は必要。

個人的には1.5倍までが許容できる範囲かなと言ったところです。

チルト液晶が便利

低いところや高いところで撮影する時に確認がしやすくなるので個人的には便利だと思います。

ただチルト液晶では自撮りをする際どのように写ってるか確認できないのが欠点です。

自撮り目的として買うのにはおすすめはできません。

買ってみて不便に感じたこと

次は逆に不便だなと感じたことについて紹介します。

バッテリーの持ち

中古で買ったということもありますがバッテリーの持ちが良くないです。

ガッツリ撮影したいという人は予備のバッテリーを買った方がいいと思います。

ただ、MicroUSB端子にケーブルを挿すことで充電ができます。

充電しながらの使用はできませんが車で移動中やモバイルバッテリーなどを使って充電するなどの工夫はできます。

タッチ非対応

α7 IIは液晶がタッチパネルになっていないのでタッチでの操作ができません。

タッチパネルが付いているとピント合わせや操作が楽になるのでタッチパネルを頻繁に使うような人は購入する際は注意が必要です。

サイレントシャッターがない

サイレントシャッターが付いていることによって周りを気にせず写真を撮れますがそれがα7 IIにはありません。

個人的には別になくてもいいかなとは思いますがレストランなど場所によってはシャッター音が出るカメラは使えないこともあるのでこれも注意が必要

暗所性能が弱い

型落ちのカメラということもあり最新のカメラと比べると暗所に弱い感じがします。

実際α7IIのISO感度の上限はISO25600となっており後継機の上限ISO51200と比べると1段階低くなっています。

そして個人的に実用できる限界がISO6400くらいかなと思ってます。

最新機種のα7 IIIやα7 IVでも実用出来る限界はISO12800くらいだとよく言われてるのでやはり暗所性能は劣るようです。

結論:α7 IIはコスパが高い

今回の結論としては、この値段でいい物が買えるのでとてもコスパのいいカメラだと思います。

ただ今回取り上げた通りα7 IIには型落ちということもあり微妙なところもあります。

しかし写真を撮る上ではほとんど問題はないしこの値段でこれくらい良いカメラを買えるのは収入源のない学生の私なんかだととてもありがたいことです。

なので学生や初心者の人はもちろん、レンズにお金を掛けたいから本体は…って方にでもオススメできるカメラなんじゃないかなーと思います。

そして私自身 今回購入したα7 IIですが、かなり気に入りました。

なのでこれからも大切に愛用していきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました